なぜ面接に落ちたのか、わかった気がします

『なぜ自分が面接に落ちたのか、わかった気がします』
これは先日私が講師として登壇した母親支援団体のママ向け社会復帰セミナーで、最後にある参加者が言った言葉である

 

 

このセミナーは、現在育児期にある母親が、今後社会復帰を考えた時にどんな準備が必要かを学ぶ内容で、
私は印象を扱うプロの視点で、面接などで相手に好印象を与える『ヘアメイク・装い・立ち居振る舞い』について話をした

 

 

◉外見は無言のまま相手に『私はこういう人間です』と伝える手段であること

◉どんな場所でどんな人とどんな仕事をしたいのか、働きたいという気持ちが伝わり、相手にも『この人と一緒に仕事がしたい』と思われる外見を意図的に作ることが必要なこと

◉主婦であることは、周囲とのコミュニケーション技術や家庭内外における日々のマネージメント能力が磨かれる毎日で、それは大きな財産であり雇用する側もそれを期待していること

 

 

そうしたことを伝え、面接を意識したヘアメイクと装い、立ち居振る舞いを時間の許す限り身体を動かしながら体験してもらった

 

 

そして冒頭の感想を、勇気を出してシェアしてくれた参加者がいた
その言葉を聴いた他の参加者は、その日の中で最も腑に落ちた表情を見せた

 

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(写真は今回のセミナーとは別のものです)

 

 

他人が見た自分の印象は、本当の自分と一致しないことの方が多い

 

特に希望する企業などで初対面の面接官との対面する機会では、どんなにシュミレーションしても、本番で自分の言いたかったことをそのまま表現できないことが多い

 

 

そして日頃自分の姿を客観的に見る機会のない多くの人は、
自分の表情グセ、仕草、話し方、動き方などが他人から見てどんな印象なのかを知る機会もなく、
なぜ自分のことを理解してもらえないのかと悩む
だから自分を客観的に見ることが大切なのだ

 

 

そして目標を達成するために何が自分に足りないのか、
外見であれば印象を扱うプロに自分では気づかない改善点を探してもらい、必要なサポートをもらうことが達成への近道だ
自分では見えないことがたくさんあるからだ

 

相手のこと(希望する企業や今後仕事を一緒にするかもしれないクライアント)を想って外見を整える

 

それは自分の背中を押してくれる自信になり、同時に相手に対し敬意を払うことでもある
戦略的に装うことは、相手とより良い信頼関係を築くのに、とても有効な手段である

 

 

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