フリーランスで仕事をしていると、紹介で仕事の依頼が入ることが多々ある
1つの仕事を依頼を受けてから終えるまで、1対1ではなく実は何人もの人が関わっていることがほとんどだ
自分の仕事に満足してくれた人がそれを誰かに話す
その話を聞いた人が自分に仕事の依頼をしてくる
仕事の連絡調整をする
その人が仕事の内容を社内の多くの人と共有する
仕事(私の場合、レッスンやセミナーなど)を社外の人も目にしたり実際に関わる
そこまで少しでも関わった人が感じたことを周りに話すことで、また自分が知られる機会が増える
1つの仕事に一体どれだけの人が関わっているだろう
そう考えると、単なる『私が出す仕事の結果』ではなく、『私を仕事のパートナーとして選んでくれた相手の評価につながる仕事』である
いい加減な仕事をすれば私を紹介した相手の評価は悪くなる
「この程度の仕事をする人しか紹介できないのか、あなたも大したことないんだな」と
期待される結果、それ以上の結果を出し続ければ、私だけでなく相手の評価も良くなる
「さすがあなただ、これからもぜひご一緒したい」と
その反応の連鎖を考えて仕事をしている人がどれだけいるだろう
今あなたが取り組んでいる仕事には必ず相手がいるはずだ
単なる仕事の成果だけでなく、その仕事をつないでくれた相手の立場を考えた仕事ぶりが自分のステージの進む先を決める
そして手放す時
自分のところで全てを受けてしまっては、1つ1つの仕事の質が今以上になることはない
自分に仕事を紹介してくれた相手のことが考えられなくなった時
その時は、何かを手放すタイミングだ
諦めるのではなく、真剣に仕事に取り組み、お互いに満足しあえる関係を続けていくために必要な選択なのだ
手放すことで自分にスペースができ、新たにつながりができる
だから手放すことは決して怖いことではないのだ