アラサー婚活女性が捨てるべきもの

それは「この人にはこれがない」という消去法で相手を選ぶことである

 

年収があなたが思っているほど高くない、大手企業勤務じゃない、家事能力がない、、、、

 

それらのあなたの望みを叶えてくれる殿方はすでに売約済みなことが圧倒的に多い

 

私の周りには、自身がアラフォー独身の高所得者で周りにも同じような境遇の独身女性がわんさかいたり、

毎日を謳歌している友人が沢山いる

結婚という形にとらわれず、パートナーがいるという状態もアリだ

 

 

私自身は34歳で結婚した
今のところ家庭円満である

 

 

私は元陸上自衛隊看護官なので、「それなら出会いは沢山あるでしょう?」とよく訊かれる
確かにパーセンテージでいうと、全国に陸海空合わせておよそ25万人いる自衛官の中で
女性の比率わずか5%
基地や駐屯地の中の女性は本当に少ないわけだ
そして現実、自衛官同士の結婚というのもかなり多い
しかし未婚率の高い部署がある
それが「病院」だ

 

 

私が配属された自衛隊の病院は、陸海空の隊員たちが利用者だ
当然入院患者のほとんどは男性隊員
自衛官の定年退官(定年退職のこと)は階級によって異なるが、多くは50代で退官する
だから入院患者の多くは30〜40代の屈強な隊員たちである
私の元職場の先輩や後輩の中にも、「元患者」と結婚した人はけっこういる

 

 

その中で私はなかなか結婚しなかったうちの一人である
なぜ結婚しなかったかというと、同じように独身で一緒に遊ぶ同性の職場の仲間がいたからだ
昼夜問わないシフトだから、平日の昼間に夜勤明けそのままにビールで乾杯は定番コースだ
東京には何でも揃っている
好きなタレントのコンサートに観劇にショッピングに5つ星レストラン
同性の、気も時間も合う友人と一緒にいるのは本当に楽しい
だからあっという間に30を過ぎた

 

 

田舎の両親は29まではやれ見合いだの相手はいるのだの電話をよこしてきたが
私が30になった途端に気を遣い出した
「まぁ・・・・ね・・・・もういい大人し、自分で稼いでるから・・・・」
なんて聴いてるこちらが気の毒に思うくらいの方向転換っぷりだ

 

 

そんな私が33になった頃、突然「結婚したい!」と思うようになった
時はイラク戦争の真っ只中、自衛隊は人道復興支援活動と安全確保支援活動のため、非戦闘地域に駐留しており
後方支援部隊である看護官にもイラク派遣の意思確認という面接が幾度となく行われていたからだ
派遣要員になることは自衛官であれば誰でも有りうることだが、独身のまま、結婚を経験しないまま危険な場所へ行くことに躊躇したのだ

 

 

一般の婚活女性とは「結婚したい!」と思った動機がかけ離れているだろうが
当時の私は初めて真剣に結婚について考えた

 

 

その時私が相手の男性に望んだことは

◉民間人であること(自衛官はその立場上、職責から一般人のことを「民間人」と呼ぶ)
◉借金がない
◉ギャンブルをしない
◉清潔感がある
この4つである

 

 

民間人を強く希望したのは、自衛官同士の結婚だと、相手が訓練中は半月以上山にこもっているとか(陸の場合)
海に出たら半年帰ってこないとか(海の場合)、すれ違いすぎて自分の結婚生活というものが想像できなかったからだ

 

 

そして残りの2つは生涯を共にする相手には絶対にして欲しくないことだ
だからどこに勤めていようがその時は関係なかった

 

 

今の夫はいわゆる紹介のような感じで出会ったのだが
民間人で、初対面の私が好きなものを事前にさりげなくリサーチして
初めて会った日にプレゼントしてくれたり、(ちなみに高級チョコレートをいただいた)
借金やギャンブルをする男はノーサンキューであると最初からぶっ放した私の話も引かずに受け止めてくれた
しかも清潔感はかなりのもので、最初から好感度は高かった

 

そして交際期間3か月で結婚を決めた

 

これが早いかどうかはさておき

この3か月で私は消去法をすることはなかった
民間人だし清潔感にあふれているしギャンブル臭もしないし見栄を張っていない
それだけで大満足だ
いや、彼の名誉のために言っておくが、ルックスも悪くないし同居してみて家事能力も高いことが判明した
仕事でも成果を上げ続けている
でもそれは結婚して実際に一緒に生活してみてわかってきたことだ

 

 

最初から「消去法」で行くと出会いの幅は狭くなる
結婚は生活である
この先何十年も一緒にいれば、お互いに知らなかった部分がこれから先続々と見えてくるのだ

 

 

大手企業勤めでもいつリストラされるかもしれない
今年収が高くても、会社が傾けば減るかもしれない
イケメンだって肥満になるかもしれないしハゲるかもしれない

 

 

だから「消去法」をメインにするのはやめよう
ここだけは譲れない部分は大事にした方が良いけれど
一緒に過ごしていくうちにお互いが育っていく

嫌だったところを受け止められるようになったり、受け止めてもらったり
こんな素敵なところがあったんだと惚れ直したり

 

私はそんな婚活をお勧めしたい

315

残り2席 1月19日(火)アラフォー女性のためのワンストップメイクレッスン(千葉県浦安市)
https://www.facebook.com/events/1511249575837438/

2月19日(金)アラフォー女性限定!2度見される美人メイクレッスン(千葉県浦安市)
https://www.facebook.com/events/1538060159837894/

大久保美帆Facebbok
https://www.facebook.com/miho.okubo.161
大久保美帆ブログ
http://ameblo.jp/umerinsukisuki/