準備なき者に成功なし

私の大好きな番組がある

NHK『プロフェッショナル〜仕事の流儀』

 

 

先日の再放送で小児外科医として世界でも例のない手術をし続け、日本全国から病気に苦しむ子供たちが集まることで有名な

山高篤行(やまたかあつゆき)氏の回で彼自身が話していた印象深い言葉

 

 

手術をキメられるかキメられないかっていう大きな要因は
一番は手術の前の準備
9割が手術前の準備で決まっていて
手術は 変な話 手術する前に終わっちゃってるってこと

 

 

自身が心配性だからという山高氏は、常に今抱えている患者や仕事の資料をスーツケースに入れて持ち歩いていた

患者の手術のギリギリまで何度も何度も術中の手順、考えられるすべてのリスクなどを紙に書き出す

そうすることが復習になり、不安が確信に変わるそうだ

『必ずできる』と

 

 

9割が準備で決まるというのは私にも理解出来る

私自身も前職が看護師で、手術室の経験がある

医師・看護師・技師らは手術の前に完璧に準備をする

手術室において麻酔医は全身麻酔で患者の全身管理するために考えられるリスクと対処法を挙げ、想定される薬剤や器材を準備し、外科医が手術に集中できるようにする

技師は手術に必要な周辺機器を整備し、トラブルがないように備える

看護師は患者の不安をできるだけ取り除くように術前からコミュニケーションを患者と取り、手術に必要な薬剤や器材を揃え、術中の介助の手順を何度も復習し、予測されるリスクに対しての準備もしておく

 

 

それらがあって初めて患者を手術室に迎え、麻酔をかけ、手術をすることができる

すべては完璧な準備ありきなのだ

人の命を扱うのに失敗は許されない

 

 

準備しているからこそ成功し、次もチャンスは回ってくる

 

 

私自身も入念な下準備をするタイプだ

本番(セミナーやイベントの司会など)ではリラックスし、アクシデントがあったとしても余裕で構えていられる

なぜなら事前の準備で予測できていたことだからだ

 

 

予測していたことには慌てずに対処のしようがある

周りはそれを『大久保さんだからできるんですよ』と言う

確かに私は少々のことには動じない、動じた所で事態が良い方向に進むことはないのを知っている

だから何が起こるかを想定し準備する

その積み重ねが経験となり、次に予期せぬことがあっても過去の例が頭に浮かび、どう対処すればいいか瞬時に考え行動することができる

 

 

本番よりも準備に力を入れるのは、こういう理由だ

 

 

いつも準備をしている者は本番で成功する

その成功を見られているからこそ周りに信頼され、仕事の依頼も続いていく

準備なき、根拠なき者に成功はない

 

IMG_2428

IMG_2423

 

【最新レッスン情報】

3月8日(金)10時15分〜12時45分
自分を変えてみたい、オトナの女性のメイクレッスン(千葉県浦安市)
https://www.facebook.com/events/976872972373244/

【大久保美帆Facebook】

https://www.facebook.com/miho.okubo.161