嫌いな人とのコミュニケーションを楽にする、気持ちのスイッチを切り替える方法

新年度がスタートして、新しい職場・部署・人との出会いが増える時期
この時期から増えるお悩みは『嫌いな人ともコミュニケーションをとらねばならない憂鬱』

 

 

経営者や管理職なら、下手をすれば自分の子どもと同じくらい歳の離れた部下の指導に大学卒業したての社会経験ゼロな新入社員の理解不能な行動など、本来の業務とは別な大仕事が山積しているに違いない

 

 

今日のお題は『嫌いな人とのコミュニケーション』について
やんわりと『苦手』とはせずに敢えてストレートに言ってみた

 

 

プライベートであれば嫌いな人とは距離を置くこともできるが、こと仕事の相手となるとそうは問屋がおろさない
だから印象を扱うプロの私が、嫌いな相手に『私はあなたのことが嫌いなんです』という気持ちを感じさせずに日々のコミュニケーションを円滑に図る方法をお伝えしよう

 

 

『傾聴』と『共感』で理解を示し、相手の心理に『返報性の原理』を働かせる

 

今からお伝えする方法は、嫌いな相手を無理やり好きになる秘策ではなく、自分の言うことを相手にゴリ押しする手法でもない
相手を好きになる必要はなく、辛い思いを抱えながら相手に自分の要求を通すやり方ではないのだ
では早速、嫌いな人とのコミュニケーションを楽にする、気持ちのスイッチを説明しよう

 

①【傾聴】と【共感】のスイッチで理解を示し『あなたの言いたいことはちゃんと受け止めましたよ』というサインを送る

 

【傾聴】とは、ただ耳に入ってくる音としての言葉をすっと聞き流すことではなく、今している作業を一時中断し、相手の正面に自分のヘソを向け、相手の言葉に意識を集中し、相手がどんな気持ちで話をしているのか想像力を働かせて聴くことだ

【共感】とは、相手に同情するのではなく、相手が感じていることを否定せず、そのままの気持ちを『あなたはそう感じているんだね』と受け止めることだ

 

 

嫌いな相手を好きになれということではない
あくまでもコミュニケーションは『技術』だ
だからこの【傾聴】と【共感】も相手の話を聴く技術のひとつにすぎない

 

 

相手が焦っているのであれば、『大丈夫、しっかりと聴くから話してごらん』という言葉と落ち着いた表情でゆったりと構えてみせる
相手が嬉しそうに成果を報告しようとしているなら、『そうか、よく頑張ったね!さすがだよ』という労いの言葉と笑顔をギフトする

 

 

想像してみてほしい
自分が仕事で失敗してそれを報告しなければならない時

128464
頭ごなしにお前のせいだと決めつけずにこちらの言い分をじっくりと聴いた上で『それは君も大変だったね。ではこれからどうリカバーしていけばいいと思う?』と言われれば、言い訳せずに次にすべきことを冷静に考えられるのではないだろうか

 

 

自分が仕事で目標を達成できた時

 

406117

『よく頑張った!日頃からあなたが努力していたのを私は見ていたから、この成果があげられたんだね』
と労いの言葉をかけられたら、次も頑張ろう!と思えるのではないだろうか

 

 

この反応こそがまさに、相手に話を聴いてもらったから今度は私が相手の話を聴こうという気持ちになる『返報性の原理』なのだウィキペディア『返報性の原理』より

 

 

コミュニケーションは『技術』、好きか嫌いかは関係なく『技術』を身につければ上手くいく

 

嫌いな人と話をするのが辛くなる原因は、
相手の気持ちに同意・同情しなければならないという思い込みがあるからだ

 

本当は違う意見を持っているのに、違うといえば非難されるかもしれない
同じ気持ちにならなければいけない
自分と相手は全く違う人間なのに、同じように感じなければならないと思うから辛くなるのだ

 

 

相手と違う意見を持って当たり前だし、違う感情を持つことは自然なことだ

 

嫌いな人とのコミュニケーションをとる上で大事なのは、
自分の感情はそのまま否定せず、でもそれを相手に伝えず自分の心の中に大事にしまっておき、
相手の話の内容は同情抜きにそのままの言葉として受け止めること

 

 

そして感情を表す言葉(例えば「うれしかった」とか「悲しかった」とか)が相手の口から出てきたら、
「(あなたは)うれしかったんだね」『(あなたは)悲しかったんだね」と相手がその時感じている気持ちを表した言葉をそのまま繰り返し伝えよう
すると相手は『私の話をちゃんと受け止めてくれた!』と思うのだ
そのプロセスを踏んだ上で『私はこう思う』というように自分の気持ちや考えを相手に伝えると、相手はこちらの意見を聴こうという気持ちになる

 

 

同じ気持ちになれない自分を責める必要は全くない
相手と違う感情を持つことは悪いことじゃない
相手の状況や感情に同情しなくてもいい
相手を好きになるのではなく、相手に関心を持つことが大切なのだ
コミュニケーションとは『技術』なのである

 

 

DSC_6274

 

印象戦略マネージメントについて
http://magicalmama.xsrv.jp/%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC